2020年4月22日

新型コロナウイルス感染拡大防止について②




手洗いやマスクの着用を含む咳エチケットなど通常の感染対策が重要です。

 

手洗い・手指消毒

こまめに石けんと流水の手洗いまたはアルコール手指消毒剤を用いた手指消毒を行い、手を清潔に保ちます。石けんと流水の日常的な手洗いだけでは落としきれずに残ったウイルスや細菌を除去するために、さらにアルコール手指消毒を行うことも有効です。しっかり手洗い・消毒し、感染をストップさせましょう。

 
マスクの効果

マスクは、咳やくしゃみによる飛沫及びそれらに含まれるウイルス等病原体の飛散を防ぐ効果が高いとされています。咳やくしゃみ等の症状のある人は積極的にマスクをつけましょう。予防用にマスクを着用することは、混み合った場所、特に屋内や乗り物など換気が不十分な場所では一つの感染予防策と考えられますが、屋外などでは、相当混み合っていない限り、マスクを着用することによる効果はあまり認められていません。

 
<咳エチケット>

咳やくしゃみが出る時は、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。

マスクを持っていない場合、咳やくしゃみをする際は、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れましょう。

鼻汁や痰の付いたティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗いましょう。


新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安

1.相談・受診の前に心がけていただきたいこと
発熱等の風邪症状が見られるときは、学校や会社を休み外出を控える。
発熱等の風邪症状が見られたら、毎日、体温を測定して記録しておく。

2.帰国者・接触者相談センターに御相談いただく目安

以下のいずれかに該当する方は、帰国者・接触者相談センターに御相談ください。
風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く方
(解熱剤を飲み続けなければならない方も同様です。)
強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方

なお、以下のような方は重症化しやすいため、この状態が2日程度続く場合には、帰国者・接触者相談センターに御相談ください。

高齢者
糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD 等)の基礎疾患がある方や透析を受けている方
免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方

(妊婦の方へ)
妊婦の方については、念のため、重症化しやすい方と同様に、早めに帰国者・接触者相談センターに御相談ください。

なお、現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況であり、インフルエンザ等の心配があるときには、通常と同様に、かかりつけ医等に御相談ください。

3.相談後、医療機関にかかるときのお願い

帰国者・接触者相談センターから受診を勧められた医療機関を受診してください。複数の医療機関を受診することはお控えください。

医療機関を受診する際にはマスクを着用するほか、手洗いや咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえる)の徹底をお願いします。

2020年4月8日

新型コロナウイルス感染拡大防止について①




201912月より、中国で新型コロナウイルスによる肺炎が発生し、日本国内でも多くの感染者が報告されております。厚生労働省は、季節性インフルエンザと同様にマスクの着用を含む咳エチケットや手洗いなどの感染症対策に努めるよう求めています。

 
○感染を拡大させないため対策しましょう

新型コロナウイルス感染症がどのように感染するのかについては、現時点では、飛沫感染と接触感染の2つが考えられます。

 

○潜伏期間

世界保健機関(WHO)のQAによれば、現時点の潜伏期間は112.5日(多くは5〜6日)とされており、また、感染者は14日間の健康状態の観察が推奨されています。

 
○感染拡大防止に向けて、当クリニックでの取り組み

 ・ 受診の際にはマスクの着用をお願いしております。
 
・受診の際、患者様とお連れ様には非接触型の体温計で体温を測らせていただき、アルコールで手の消毒をお願いしております。

・こまめに診察室、待合室、受付のアルコール除菌を行っております。

・お会計の際にはお金の手渡しを避け、受付事務はその都度手洗い・アルコール除菌をおこなっています。

・待合室をこまめに換気しています。次亜塩素酸を希釈した水での加湿器を使用しています。




新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安

1.相談・受診の前に心がけていただきたいこと
発熱等の風邪症状が見られるときは、学校や会社を休み外出を控える。
発熱等の風邪症状が見られたら、毎日、体温を測定して記録しておく。

2.帰国者・接触者相談センターに御相談いただく目安

以下のいずれかに該当する方は、帰国者・接触者相談センターに御相談ください。
風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く方
(解熱剤を飲み続けなければならない方も同様です。)
強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方

なお、以下のような方は重症化しやすいため、この状態が2日程度続く場合には、帰国者・接触者相談センターに御相談ください。

高齢者
糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD 等)の基礎疾患がある方や透析を受けている方
免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方

(妊婦の方へ)
妊婦の方については、念のため、重症化しやすい方と同様に、早めに帰国者・接触者相談センターに御相談ください。

なお、現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況であり、インフルエンザ等の心配があるときには、通常と同様に、かかりつけ医等に御相談ください。

3.相談後、医療機関にかかるときのお願い

帰国者・接触者相談センターから受診を勧められた医療機関を受診してください。複数の医療機関を受診することはお控えください。

医療機関を受診する際にはマスクを着用するほか、手洗いや咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえる)の徹底をお願いします。

 

5月の休診日について