2022年3月23日

花粉症について②

 

暖かい日も続き、花粉症の季節が本格的になって来てしまいましたね。

前回に引き続き、今回は花粉症の対策やお薬などをお話させて頂きたいと思います。

 

【花粉症対策】

①初期療法

花粉症の症状が出る前から、お薬による花粉症の初期療法を始めていると、症状の発症を遅らせ、飛散シーズン中の症状をやわらげることができます。また、初期療法は早期に症状を改善させることもでき、結果として、処方される全体のお薬の量を減らすこともできます。

 

②生活上の注意

 花粉の飛散シーズン中には、花粉症の症状悪化を防ぐため、注意してできるだけ花粉に接触しないよう工夫しましょう。また症状が出る前から、治療を始めることが大切です。

・外出するときはマスクやメガネ、スカーフなどを着用して目や鼻に花粉が入るのを防ぎましょう。

・ウールなどの衣類は花粉が付着しやすいので避けましょう。

・晴れた日、風の強い日は花粉が飛びやすい為外出は控えましょう。

・帰宅したときは玄関に入る前にいるいいに付着した花粉を払い落としましょう。

・手洗いや洗顔、うがいをして花粉を洗い流しましょう。

・洗濯物などは出来るだけ部屋干ししましょう。

・室内をこまめに掃除しましょう。水拭きが理想的です。

・睡眠を十分にとり、免疫力を高め、体調を整えましょう。

・ストレスを溜めないようにしましょう

・喫煙や飲酒などは控えましょう。

 

【花粉症の薬】

現在では市販薬でも花粉症の薬が買えますが、医師の問診により適切に処方される病院からもらうお薬に方が、より効果が高いと言われています。症状が出てしまったら、初めは症状がひどい部位の診療科の医師に診てもらいましょう。

花粉症の治療薬には、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬などがあります。その中には、副作用として眠くなったり、のどが渇いたりするものがあります。また、11回服用するものと12回以上服用するものがあります。しかし、眠気やだるさもほとんどなく、自動車の運転や危険を伴う機械の操作に対する影響が少ない第2世代抗ヒスタミン薬もあります。さらに、口の中ですぐ溶けて、どこでも水なしで飲める口腔内崩壊錠や、小児も飲みやすい、ほのかに甘いドライシロップも出ています。

早めに医師に診てもらい、あなたの症状に合った治療を始めましょう。

2022年3月14日

4月の休診日について

 しょうじゅクリニック 4月の休診日についてお知らせします。


休診日・・・毎週日曜日・水曜日


臨時休診・・・4月11日(月)

       4月18日(月)

       4月29日(金)昭和の日

       

上記の日は終日休診となっておりますのでよろしくお願い致します。


3月の休診日について

 しょうじゅクリニック 3月の休診日についてお知らせします。


休診日・・・毎週日曜日・水曜日


臨時休診・・・3月21日(月)春分の日

       

       3月28日(月)

       

上記の日は終日休診となっておりますのでよろしくお願い致します。


2022年3月9日

花粉症について①

 

いまや4人に一人がかかっていると言われる花粉症。

スギやヒノキなどの花粉が体内に入り込んでアレルギー症状を起こします。

症状としては、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどです。

最近は気温が高くなる日もあり、早くも症状が出てくる方もいるのではないでしょうか。

今回はそんな花粉症を前編・後編に分け、症状や対策などをお伝えしていきたいと思います。

 

【花粉の種類】

花粉症の原因植物には樹木と草本があり、日本では約60種類もあると言われています。

主なものとしては、スギ・ヒノキ・カモガヤ・ブタクサなどがあります。

スギやヒノキの花粉は、大量に風に乗って数十キロも飛んでくるので、どこにいても花粉症対策をしっかりすることが大切です。

 

【花粉が飛ぶ時期】

一般的に、スギ花粉は九州や関東では1月下旬から、関西では2月上旬から飛び始めます。花粉が飛び始める2週間くらい前から治療を開始することが最も効果的とされています。

そのため、花粉症患者の方は1月中旬までには医師に相談し、生活スタイルに合った花粉症対策を始めることが重要です。

 

【花粉症の主な症状】

花粉症の症状は風邪の症状に似ており、花粉症であるにも関わらず風邪だと思い込んで症状を悪化させてしまうケースもあります。

花粉症の主な症状を知り、おかしいと思ったら早めに医師に診てもらい、症状の軽いうちに治療することが重要です。

 

花粉症の4大症状はくしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみです。

・くしゃみ

 発作の様に立て続けに何回も出る。風邪ではあまり立て続けには出ない。

・鼻水

 透明でサラサラしている。風邪では始めはサラサラでも、数日で黄色くなってネバネバしてくる。

・鼻づまり

 両方の鼻が詰まり、鼻で息が出来ないこともある。風邪では比較的症状は軽い。

・目のかゆみ

 目がとても痒く、涙が出ることも。風邪では目の痒みはほとんどない。

 

このような症状が出始めたら、花粉症にかかっているかもしれません。

医師に相談し、治療を進めていきましょう。

 

今回は花粉症の発症時期や症状などをお話しました。

次回はお薬や日常の中でできる対策などをお伝えしていきます。

 

5月の休診日について