2022年11月23日

高血圧症について

 


日本人の三人に一人が高血圧と言われていますが、対策せず放置してしまう方もいらっしゃるようです。その背景には、血圧が高くても日常生活には支障がないこと、血圧は1日を通して変動するのでたまたま高かったと思ってしまうなどがあります。

血圧は健康のバロメーターといわれているほど生活に直結しやすいです。

サラサラな血液・弾力がありやわらかい血管だと正常血圧になり、ドロドロな血液・硬く広がりにくい血管だと高血圧になりやすい傾向があります。高血圧は別名サイレント・キラーと呼ばれるほど静かに体をむしばみ、動脈硬化や心筋梗塞・脳卒中など恐ろしい病気を引き起こします。


血圧が上がる原因

①塩分の摂りすぎ

塩分に含まれるナトリウムには体に水分をとりこむ性質があるため、摂りすぎると体内の血液量が多くなります。心臓は水分のために増えた血液を力いっぱい押し出そうとすることから、血圧が上がってしまいます。

全く塩分を摂らないのではなく、徐々に塩分を減らし減塩することが大切です。


②血行不良

体が冷えると血管が縮み、血行が悪くなることから心臓が血液を押し出すポンプの力を強めてしまうため、冬は高血圧が悪化する季節でもあります。

対策法としては体を温めて血管を広げ、血行を良くすることが大切です。


次回は具体的な減塩方法と血行促進についてお話したいと思います。




2022年11月18日

最新・コロナワクチン接種について

 


コロナワクチン接種についてお知らせいたします。


前回の予防接種から3か月経過した方は予防接種を受けることができます。

今後のスケジュールは以下の予定です。

11月24日(木) 15時開始

12月1日(木) 10時開始

12月8日(木) 10時開始  14時開始

12月22日(木) 13:30開始

大幅に遅れていらっしゃる場合、事前にお電話をいただけると幸いです。


予約方法について

従来通り、

千葉市コロナワクチン予約センターへお電話(0120-57-8970)

もしくは千葉市コロナワクチン予約サイトからご予約していただけます。

また、予約枠が満員でも、数日後にはキャンセルや増員により枠が増えることもございますので、数日あけてお問合せくださいませ。





12月の休診日と代診のお知らせ



 12月の休診日についてお知らせします。


休診日・・・毎週日曜日・火曜日・土曜日

      


☆特別なお知らせ☆

12月5日(月)は許先生がお休みのため、代診の先生になります。

よろしくお願いいたします。

2022年11月9日

免疫力を高める習慣について

 


最近は気持ちのいい秋晴れが続いていますね。

感染症のワクチン接種の時期になり、すでに受けられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ワクチンももちろん大切ですが、自分自身の免疫力を高めて病気に強い体をつくりましょう。

今回は免疫力アップの習慣についてお話します。


☆腸内環境を整えましょう

体の約7割の免疫細胞は腸に集まっています。腸活で免疫細胞を元気にしましょう。

腸活①同じ菌を1週間ほど毎日取り続けてみる

   腸内細菌のバランスは人それぞれのため、自分に必要な菌を取り入れるのが大切です。

   例えばヨーグルトなら、一つの商品を1週間ほど食べ続け、便の様子を見てみると

   その菌が自分に合っているかどうかがわかってきます。

腸活②毎日2種類以上の発酵食品をとるようにする

   発酵食品には善玉菌が豊富に含まれており、腸内の善玉菌を増やすことで

   腸内環境が整います。納豆・キムチ・みそ汁がおすすめです。

腸活③間食はドライフルーツやガムがおすすめ

   小腹がすいたら、善玉菌のえさとなる食物繊維が多く含まれるドライフルーツを

   とりましょう。また、噛むという行為で腸の動きがよくなることから、

   ガムをかむのもおすすめです。


☆生活習慣を改善しましょう

質の良い食事・睡眠・運動を心掛け、免疫力のアップを目指しましょう。

 タンパク質は免疫の基礎となるため、1日3度の食事でしっかりと取り入れましょう。

免疫細胞やウイルスと戦うために必要な抗体はタンパク質で作られています。

朝食は卵料理、昼食は肉料理、夕食は魚料理とローテーションしてもいいですね。


 適度な運動は免疫力を高めるために必要不可欠です。

普段の移動も姿勢をよく歩けば高い効果が期待できるので、意識してウォーキングしましょう。


 免疫力は睡眠中に維持・強化されるため、質の良い睡眠をとることは免疫力アップに

つながります。就寝前のスマホの使用やカフェイン摂取などは、睡眠の質をさげるため

控えるようにしましょう。


免疫力がアップする習慣についてお話させていただきましたがいかがでしたでしょうか。

これから本格的に寒くなってくるので、風邪をひかないようしっかりと対策をしましょう。




2022年11月1日

赤枝グループ教育研修センターBlog 須田センター長へのインタビュー編



 赤枝グループ教育研修センターBlog 

~ 須田センター長へのインタビュー編 ~ 


【質問 1】教育研修センターを立ち上げた目的は? 

 赤枝グループには現在、医療施設が3施設・老健が2施設・特養が 8施設・サ高住が2施設・ケアハウスが1施設、それ以外に訪問介護 ステーションや居宅介護支援事業所それに様々な介護サービスを提供し、グループ内で働く人は 1500 名を超えるようになっています。 

しかし従業員数が増えても各施設がそれぞれ独自のサービスを提供 するのでは、グループとしての統一性がなく、施設の存在意義が独り 歩きしていってしまい、想像できないような形に育ってしまうとい う危機感も抱いていました。 

 そこで、どの施設も赤枝グループの一員として『親切・誠実』とい う理念を基にした共通の知識とスキルを身に付けてもらい、みなが それを意識して日々の業務に当たって欲しいと考えたのがこの研修 センターを立ち上げた理由でした。

その基礎があることによって誰 がどの施設で働いても、同じ赤枝グループの施設であれば何の抵抗 もなくすぐに職場に溶け込め、患者様・利用者様へ安心感を提供して あげることにつながると考えています。 

写真:講義をしている須田センター長 



【質問 2】研修センターではどのような事を学べるのでしょうか? 

 授業は、基本的に【講義+演習】の形式を用います。

授業回数は 全 10 回です。学習内容を日々の実践へ生かし、再び研修に戻るこ とを繰り返すことで体験的に学ぶことに重きを置き、授業展開を図 っております。

また、看護・介護は第 5 回までは共通した講義を受講していただきますが、第 6 回以降は看護・介護それぞれの専門分野に分かれ講義を受講してもらいます。


写真:研修風景(たまプラーザ看護学校にて)




 【質問 3】これまで何名くらいが受講されたのですか?

これまで、法人全体で約 100 名が当研修センターを受講し修了しています。

介護未経験で就職に躊躇している方も、ブラン クが長くなってしまい現場復帰に不安のある人も、この研修セン ターの講義を通じて自信と興味を持ってもらえれば本望です。

研修は土曜日の午後にグループ施設のたまプラーザ看護学校の校舎を借りて、就業時間の中で行っています。

もちろん研修参加費も 無料です。一人でも多くの職員に参加してもらいたいと考えてい ます。

写真:インタビュー時 




【質問 4】これから受講をするスタッフへ一言お願い致します

 当研修センターでは、経験者も未経験者も同じ研修を受けてもらうことを特徴としており、研修を受けることで既成概念を払拭しても らうことと、赤枝 ism を吸収し理解してもらうことが大切と考えて います。さらには初期研修と並行して、主任やフロアーリーダーのような中間管理職的な位置づけの職員に向けての新たなる研修も現在計画中であるが、それらすべてが今行っている初期研修を礎にしている所が、この研修センターの特徴の一つでもあると言えます。 皆さんにより興味を持ってもらい、仕事の楽しさを再発見できるよ うな機会になれば幸いです。

写真:受講者の皆様へ『共に頑張りましょう』 



【受講者修了者の感想】

 ◇Aさんの感想(グリーンリーブズ赤枝/介護士) 

今まで自分では、利用者様への介護支援はできていて、また知識 もある程度はあると思っていました。この研修を受講して忘れていたことや、また自分が知らなかった新しい知識や介護方法などを学べて、とてもよかったです。 

 ◇Bさんの感想(しょうじゅの里三保/介護士) 

 私はこの業界(介護)での勤務経験が少なく自信もなかったですが、この研修を受講し、基礎的な部分を学ぶことができて、不安に思っていたことが解消され自信につながりました。 

◇Ⅽさんの感想(赤枝病院/看護師) 

看護技術を再認識して曖昧になっていた部分に気付くことができ ました。自身の技術は本当に正しいものなのかを再認識するきっかけになりました。患者様の生命に関する仕事なので、自分の知識・ 技術不足を反省し、今後の業務に活かしていきたいと思いました。


 文責:赤枝グループ教育研修センター事務局







5月の休診日について