2024年3月20日

4月の休診日について


都合により4月16日(火)は休診とさせていただきます。

ご迷惑をおかけしますが、何卒宜しくお願い致します。

2024年3月1日

もしもの災害に備えて☝

  災害時の備え👩‍⚕️

 大規模な地震や豪雨などの災害が発生すると、避難時に自宅からお薬を持ち出せなかったり、その後の混乱によるお薬の供給不足など、さまざまな理由でいつも通りにお薬が飲めない、使えない状況が起こり得ます。過去の自然災害でも、いつものお薬やその情報をもっていない避難者がかなり多く、医療救援チームが避難者に適切なお薬を処方するのが困難だったことが報告されています。災害による健康被害を最小限にするためにも、災害医療・救援活動をスムーズに進めるためにも、個人個人がお薬とその情報の災害対策をしておくことはとても大切です。


💊災害時に薬が飲めない 使えないと何が起きる?

 いつものお薬を急に服用できなくなってしまうと、お薬の種類によっては、その反動で病気の症状が服用前よりも悪化してしまうことがあります。高血圧の患者さんが、降圧薬(血圧を下げるお薬)を急に止めると、血圧が急激に上昇してしまい危険です。喘息の患者さんでは、症状の悪化により発作が起きてしまうかもしれません。また、薬をやめることで離脱症状と呼ばれる不快な症状が現れることがあります。睡眠薬や抗不安薬の急な中断で生じる不眠や不安感、ステロイド薬の急な中断で生じる倦怠感、発熱、頭痛、ショック症状等は離脱症状の一種です。医師や薬剤師に相談して、ご自身が飲んでいるお薬を急に服用できなくなってしまった場合のリスクを理解しておきましょう。


💊災害時の生活・体調の変化に対応したお薬での治療とは。

 災害が起こり、被災した場合には、生活や体調の変化に対応してお薬の種類、飲み方(用法・用量)などの変更が必要になる場合があります。実際、阪神淡路大震災や新潟県中部地震をはじめさまざまな大規模地震時には、ストレス等の要因による被災者の血圧上昇が認められています。震災後に血圧上昇がみられた場合、合併症等の危険因子がある方や高度に血圧が上昇した方では、降圧薬の投与開始や増量が検討されます。ただし、血圧は震災後一過性に上昇するものの、4〜6週間かけて元に戻ることが多いため、お薬の服用期間は血圧をモニタリングしながら慎重に判断されます。このほか、災害直後やその後の避難生活では、食生活や活動量が大きく変化するため、糖尿病の患者さんの血糖コントロールが不安定になることがあります。ストレスや不眠なども血糖値に悪影響を及ぼします。このため、糖尿病のお薬の使い方は普段と変更となる場合が少なくありません。日頃から医師や薬剤師と想定されるリスクやその対処法について相談しておくこと、災害時には救護・医療チームの適切なサポートを受けて、健康・疾患管理が行える環境作りが重要です。


💊もしもの時に備えよう

 どのくらいのお薬の予備が必要? 災害が起きてすぐの「超急性期」は、お薬の入手が難しい場合があるため、少なくとも3日分のお薬の予備は必要です。外出先で被災してしまう可能性も考慮して、普段からかばんの中に入れておくとよいでしょう。ただし、大規模災害発生時にはさらに混乱が続く可能性もあります。命にかかわる大切な薬を使っている方は、大規模な災害に備えて7日分の予備を持っておくとより安心です。お薬の内容を定期的に確認し古いお薬から順番に使うように入れ替えておくこともポイントです。


💊お薬情報の上手な管理法

 お薬情報の上手な管理法 避難時にお薬が持ち出せなかった場合には、お薬手帳が大いに役立ちます。お薬手帳には薬品名と用法・用量が記載されていますので、お薬が手元にない場合もスムーズに薬を処方してもらうことができます。救護所では、普段飲んでいる薬の在庫がない場合は同様の効き目をもつ別のお薬で対応したり、急な体調や症状の変化には新たなお薬が処方されることがあります。普段からお薬手帳に既往歴や副作用歴、アレルギー歴などを記録しておくと、災害時に適切なお薬を処方してもらうための有用な情報となります。外出するときはいつもお薬手帳を携帯するようにしましょう。スマートフォンや携帯電話でお薬手帳を写真に撮って保存しておいたり、家族等とお薬情報を共有しておくとより安心です。お薬手帳のコピーを財布や非常持ち出し袋に入れておくのもよいでしょう。情報は定期的に更新しましょう。スマートフォン等で利用できる電子版お薬手帳はインターネットと電源が確保できればお薬情報をいつでも確認可能です。自分にあった方法をいくつか選んで実施しておきましょう。


 最後に災害時に自分の「お薬とお薬情報」をもっていないことのリスクはとても大きく、日頃から「お薬とお薬情報」を管理しておくことが大切です。是非、かかりつけの医師や薬剤師に相談して、災害への備えをしておくようにしましょう😀




2024年2月15日

3月の休診日について



     都合により3月19日(火)休診とさせていただきます。

ご迷惑をおかけしますが、何卒宜しくお願い致します。


2024年2月1日

肌トラブル

🌌冬の乾燥肌対策

 加齢に伴って皮脂や汗の分泌が減少し、皮膚の防御機能が低下します。特に乾燥する冬場にはさまざまな皮膚トラブルを起こしやすくなります。お家でできる乾燥対策をご紹介します。

💠乾燥肌対策

① 皮膚トラブルを進行させないためにも入浴や清拭でからだを清潔に保ちます。  高齢者の皮膚は薄く脆弱になっているため、低刺激性の石鹸を使い、手や綿タオルで優しく洗います。 

② からだを清潔にしたあとはすぐの保湿ケアをおこないましょう。皮膚が水分を含んでいる入浴直後にケアをして水分を閉じ込めます。セラミドなど保湿に優れたスキンケア用品を使うと効果的です。皮膚温になじませて肌状態をみながら塗っていきましょう。

③ 衣類やタオル、シーツなどは刺激の少ないものを選びナイロンやポリエステルといった化学繊維は、乾燥肌の状態にはチクチクとした刺激を与えてしまう可能性があります。肌着やタオル、シーツなど肌に触れるものには木綿やシルクなどの天然素材のものを選ぶようにしましょう。こまめに洗濯をして清潔なものを使用することも大切な点です。

🏡室内環境 

① 室内の温度は高めに ただし外気との温度差を考慮します。高齢者は寒さを感じやすいので、室内の温度は通常より1~2℃高めに設定するのが基本です。これはあくまで目安になりますが、高齢者の意見を聞きながら室温の調整を行いましょう。 外気と室内の温度差がありすぎると自律神経の動きが悪くなり、体調を崩しやすくなります。 外気の温度差も気にかけましょう。

 ② 室内の湿度は40~60%が適切です。加湿器がすぐに用意できない場合は、室内に洗濯物を干す等することで加湿されます。湿度が60%を超えるとダニや カビが発生しやすくなるので、適度な換気も忘れずにしましょう。 

 肌のバリア機能が衰えると「老人性乾皮症」を引き起こす可能性があります。角質層が剥がれ落ちたり、悪化すると湿疹に・・保湿剤などでスキンケアをして、日頃から予防に努めましょう😀




 

2024年1月17日

2月の休診日について

 

 

 都合により2月27日(火)休診とさせていただきます。

ご迷惑をおかけしますが、何卒宜しくお願い致します。


 

2024年1月1日

冬の寒さによる健康への悪影響⛄

🎍新年明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします😀


毎日寒い日が続きます、今回はヒートショックについてです。 

危険😱ヒートショック

体が冷えると関節が痛くなったり代謝機能も下がると言われていますが、とくに怖いのが冬のお風呂です。入浴中に事故で亡くなる多くの原因は冷えたお風呂場でおこるヒートショックであると言われています。しかし、ヒートショックを詳しく知らない、危険性を認識していない方は多数いるのが現状です。

ヒートショックを知らない人 約半数

危険を感じていない人 約8割


🛁寒さはこんなに怖い!交通事故より多いヒートショック

寒い脱衣所に行くと血管が縮んで血圧が上がり、そのまま冷えた浴室に行くとさらに上昇します。この状態で熱めの浴槽に浸かると、温まって血管が広がり、今度は血圧が下がってしまいます。この急激な血圧の変化でショック症状が起きてしまうことを「ヒートショック」と言います。ヒートショックが原因の一つである入浴中に亡くなられる人は交通事故死亡者数のなんと4倍、特に冬場高齢者の事故が多い。暖かい部屋と寒い部屋との温度差で、血圧が乱高下し、心筋梗塞や脳卒中を起こす危険があるため注意が必要です。


❗ヒートショックを予防しましょう

ヒートショックは、寒いトイレでも似たようなことが起こるため注意が必要です。住まいの寒さは、「窓」から熱が逃げてしまっていることが大きな原因。熱の出入りを減らす断熱リフォームや、洗面所に暖房をつけたり、浴室を入浴前に温めておくことによって、部屋間の温度差をなくし、体への負担を軽減し快適にすることができます。健康リスクを低減させる室内温度は18℃。寒さのお問題から解放されれば、ご家族の安全にもつながります。


👆ヒートショックを軽減する7つのアイデア

● トイレや洗面化粧室も小型の暖房機などで暖めておき、温度差をなくす

● 浴室は入浴前に浴室暖房、またはシャワーなどによって浴室全体をあらかじめ暖める

● 入浴は40度未満のぬるめのお湯にし、血圧の急変動を避けるため掛け湯をしてから入る

● お湯に浸かる時間は10分以内とし、長湯は避ける

● 入浴前に水分を取る

● 入浴時するときには家族に一言かける

● トイレや浴室だけでなく玄関や廊下なども居室との温度差が少なくし、断熱性を高める


まさか自分はならないと決めつけずに、正しい知識を身につけこまめに対策を‼








2023年12月15日

医師の変更と1月の休診日について

 


令和6年1月3日(水)の診察は許先生三岡先生へ変更となります。


都合により1月2日(火)、16日(火)休診とさせていただきます。

ご迷惑をおかけしますが、何卒宜しくお願い致します。

4月の休診日について