都合により7月28日(火)は休診とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、何卒宜しくお願い致します。
透析患者さんが気をつけるべき合併症 その⑴
【短期的合併症】
透析そのものが原因となり、からだが透析に慣れていないために起こる合併症
・透析不均衡症候群
血液透析に伴う合併症で、からだが透析にまだ慣れていない透析導入期にみられます。
透析により、体内の血液中の水分や老廃物は急激に除去されますが、脳の中や細胞内の老廃物は除去されにくく、血液と脳など細胞の中との間に濃度差が生じます。この細胞の外と中の濃度が同じでない(不均衡である)ことが原因でさまざまな症状が起こります。これらの症状を「不均衡症候群」と呼びます。
おもな症状は、頭痛や吐き気、嘔吐、脱力感、透析中の血圧低下や足のつり(筋肉のけいれん)などです。頭痛や吐き気などはからだが透析に慣れていけば、徐々に起こりにくくなりますが、血圧低下や筋肉のけいれんは透析を維持する時期になっても起こりやすく、注意が必要です。
不均衡症候群を予防するポイントは、水分や塩分、たんぱく質などをとりすぎないようにし、ゆっくりと時間をかけて、緩やかで無理のない透析を行うことなどが挙げられます。
【長期的合併症】
透析を長く続けていることが原因で起こる合併症
透析療法は腎臓の機能を完全に代行することはできないため透析療法を長期間続けていると、さまざまな合併症が起こることがあります。
・心臓の機能の低下、脳卒中・心筋梗塞などの心血管イベント
透析患者さんは尿が出ないため、水分や塩分がからだにたまり、それを循環させる心臓には大きな負担がかかり、働きすぎの状態に。働きすぎた心臓は心臓疾患の原因となり、心臓の機能が低下して、最後には心不全に至ります。また、透析患者さんには高血圧や糖尿病の方が多く、血液中のリンやカルシウム濃度に異常が出ることも影響して、動脈硬化が進みやすい状態にあります。動脈硬化が進むと、脳卒中や心筋梗塞などさまざまな病気を引き起こします。
これらを予防するには、食事や水分・塩分の過剰摂取をひかえ、心臓に余分な負担をかけないようにしましょう、たまった水分や塩分を透析で適切に除去することが必要です。心臓の過剰な負担を防ぐためには、透析後の適切な体重(ドライウェイト)を守ることも重要です。また、高血圧や脂質異常症、糖尿病などの病気をもっている方は服薬を欠かさずに、こうした病気を上手に治療することが重要です。
【長期合併症】について次回も続きます・・・
高齢者の体調不良😑
最近、親がやる気をなくしている気がする…外に出たがらないし、元気もない。
そんな変化を感じていませんか?
それはもしかすると、高齢者の五月病かもしれません。
五月病は若い人だけのものではなく、高齢者にも起こる“心と体の不調”です。
特に放置すると、うつ状態の悪化、活動量の低下、要介護状態につながるリスクもあります。
医学的な正式名称ではありませんが、環境変化やストレスによって起こる気力低下、だるさ、無気力状態を指します。
なぜ5月に高齢者の不調が増えるのか・・・
① 環境の変化
・家族の生活変化 ・引っ越し ・デイサービスの開始、変更
小さな変化でも、高齢者には大きなストレスになります。
② 季節の変わり目(寒暖差)
5月は気温差が激しく、自律神経が乱れやすい時期です。
・だるさ ・眠気 ・疲労感
このような症状が出やすくなります。
③ ゴールデンウィーク後の反動
連休中の生活リズムの乱れや刺激の多さから、その後に疲労や無気力が出ることがあります。
④ 孤独感・役割の喪失
・外出機会が減る ・人と話す機会が少ない
これにより「生きがい」を感じにくくなります。
高齢者の五月病|主な症状
① やる気が出ない・・・何をするにも億劫になり、活動量が低下します。
② 外出しなくなる・・・以前は出かけていたのに、急に引きこもるようになります。
③ 食欲が落ちる・・・食事量が減り、体力低下につながります。
④ よく寝る・眠れない・・・昼夜逆転や過眠が見られることがあります。
⑤ 会話が減る・・・反応が薄くなり、コミュニケーションが減少します。
高齢者の五月病は、重要なサインを見逃さず早めの対応が、健康維持と介護予防につながります。
【2026年7月末まで延長!】
健康保険証が廃止へマイナ保険証移行と「暫定措置」とは?
2025年12月1日で従来の健康保険証は有効期限満了となりました。
今後は以下のいずれかで医療機関を受診する必要があります。
・マイナ保険証(マイナンバーカード+利用登録)
・資格確認書(健康保険加入を証明する紙の書類)
2026年3月末で終了予定だった「期限切れの従来型健康保険証が使える特例措置」が、2026年7月末まで延長されました。これは、医療現場の混乱を最小限に抑え、マイナ保険証の利用促進をスムーズに進めるための追加措置です。
依然として従来の保険証を利用する患者が一定数いることを踏まえ、暫定措置の延長を決定しました。
2024年12月に従来の保険証の新規発行が停止し、2025年12月1日で法的な有効期限が満了して以降、厚労省は「一時的な猶予措置」として 2026年3月末まで期限切れ保険証の使用を認めてきました。今回の延長決定により、猶予期間は事実上 2026年7月31日まで拡大されることになります。
●期限切れ保険証を持参しても、医療機関がオンライン資格確認システム等で資格があると確認できれば、窓口での全額自己負担を求めない。
●特例措置の期間:2026年7月31日まで
患者が資格情報を医療機関のオンライン資格確認システムなどで確認できれば、通常どおりの保険診療として扱われます。
📌「期限切れでも使える」は7月末まで。早期移行が必要
今回の特例措置はあくまで移行のための猶予であり、2026年8月以降は期限切れ保険証の利用はできません。