2020年8月26日

マスク着用時の熱中症予防について


 
マスクの着用をして過ごすということが見込まれる今年の夏。例年にない夏が見込まれますが、どのように熱中症を防いでいけばよいでしょうか。

今回は熱中症にならないための予防策についてお話ししていきます。

 

熱中症の予防策 

基本的な熱中症対策はマスクの着用の有無によって変わりはありません。まず最も大切なのがこまめに水分を摂ることです。水分を摂る時間がないからと言って一気飲みをしても、水分はしっかりと体内に吸収されていきません。また、のどが渇いたときに水分を摂ってはもうすでに熱中症になっている可能性があります。水分はこまめにゆっくりと摂ることが必要です。

特にマスクをしているとのどの渇きを感じない場合が多く、気が付いたら熱中症になっているという可能性もありますので、より、こまめに水分を摂るようにしましょう。大人だけでなくのどの渇きを元々感じにくい高齢者や自分で喉の渇きなどを訴えにくい乳幼児も積極的に水分を摂りましょう。
 

 
室内では冷房を活用し、室内を涼しくしておきましょう。

ただし、一般的な家庭用エアコンは、空気を循環させるだけで換気を行っていません。新型コロナウイルス対策のためには、冷房時でも窓開放や換気扇によって換気を行う必要があります。換気により室内温度が高くなりがちなので、エアコンの温度設定を下げるなどの調整をしましょう。

 
熱中症かもと思ったら

 マスクを着用して外出中に暑いと感じても、このご時世マスクをとって休憩というのはなかなか難しいですよね。ですので、暑い日に無理して人の多いところへ行かず、遠出を控えるということをおすすめします。

どうしても暑くて苦しい、めまいがするなど熱中症の症状が出ているという場合には涼しい場所へ移動し、人のいないところで一旦マスクを外して呼吸を整え、水分を摂って休むという方法をとってください。

 
新型コロナウイルスの感染拡大が以前収まらない状況ではございますが、この夏は熱中症にならないよう注意しながら、人と人との距離を適切に保ちながら生活しましょう。



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