前回に引き続き、今回は「RSウイルス感染症」「溶連菌感染症」
「マイコプラズマ肺炎」についてご説明していきます。
「マイコプラズマ肺炎」についてご説明していきます。
<RSウイルス感染症>
主に9月頃から初春まで流行するとされる感染症です。
近年では夏季より流行が始まるそうです。
特徴としては発熱、鼻水などの症状が数日続きます。
通常、発症してから4~6日程度で直るそうですが、
約3割は咳が悪化し、喘鳴を伴った呼吸困難などの症状が出現します。
悪化すると肺炎になることや、重篤な合併症として無呼吸発作や急性脳症などを
引き起こすことがありますので注意が必要です。
主に9月頃から初春まで流行するとされる感染症です。
近年では夏季より流行が始まるそうです。
特徴としては発熱、鼻水などの症状が数日続きます。
通常、発症してから4~6日程度で直るそうですが、
約3割は咳が悪化し、喘鳴を伴った呼吸困難などの症状が出現します。
悪化すると肺炎になることや、重篤な合併症として無呼吸発作や急性脳症などを
引き起こすことがありますので注意が必要です。
RSウイルスは非常に感染力が強く、何度も感染と発病を繰り返します。
生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の子供が感染すると言われています。
大人が感染した場合、風邪のような症状で済みますが、普通の風邪と区別がつかないので、
咳などの呼吸器症状がある場合は可能な限り0~1歳児との接触を避けることが大切です。
<溶連菌感染症>
溶連菌は、正式には「溶血性連鎖球菌」という菌の略称です。
春から初夏と冬季と流行時期に2回のピークがあり、
なおかつ少数ではありますが年間を通してみられるので注意が必要です。
基本的には、上記の菌が喉に感染しての咽頭痛や38℃以上の急な発熱が主な症状で、
他には皮膚に赤い発疹が出る猩紅熱や舌が赤くなってぽつぽつした状態のいちご舌、
扁桃腺に膿が付き、喉はかなり赤く腫れます。また、とびひの原因にもなります。
抗生剤を飲めばすぐによくはなりますが、
処方された抗生剤をきちんと飲み切る必要があります。
よくなったところで抗生剤を飲み切らずにやめてしまうと再発したり、
よくなったところで抗生剤を飲み切らずにやめてしまうと再発したり、
重篤化したりする可能性がありますので注意が必要です。
また続発症として膿痂疹や蜂巣織炎、中耳炎、肺炎、化膿性関節炎、
また続発症として膿痂疹や蜂巣織炎、中耳炎、肺炎、化膿性関節炎、
骨髄炎、髄膜炎、リウマチ熱や腎炎など様々な疾患を引き起こします。
ですので、重篤化させないようにしっかりと抗生剤は飲み切るようにしましょう。
溶連菌感染症はどの年齢でも感染しますが、4~15歳の子供がかかる場合が多いです。
主に子どもが感染する場合が多いですが、大人も感染することがあります。
大人が感染した場合は典型的な症状が出ることは少ないですが、
免疫力が低下している場合は子どもと同様の症状が現れます。
また、免疫力が低下している高齢者などの場合、肺炎を引き起こす可能性もあります。
<マイコプラズマ肺炎>
肺炎マイコプラズマという細菌に感染し肺炎に至るもののことを言います。
冬にやや増加する傾向があります。
主な症状は発熱、咳、倦怠感、頭痛などです。
特徴としてはなかなか治らず長く続くコンコンという咳が出ます。
一般的な風邪症状によく似ているので見分けにくい感染症となっており、
肺炎に至らずレントゲンでの異常を示さないこともあります。
5~14歳の子供や30代の若者に多く、どんな人にも感染します。
感染してから発症するまでの潜伏期間が2~3週間と比較的長く、
3~4週間の間咳が続くそうです。
感染力はそれほど強くありませんが、
感染力はそれほど強くありませんが、
閉鎖的な集団生活をしていると感染しやすくなるようです。
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