🌌冬の乾燥肌対策
加齢に伴って皮脂や汗の分泌が減少し、皮膚の防御機能が低下します。特に乾燥する冬場にはさまざまな皮膚トラブルを起こしやすくなります。お家でできる乾燥対策をご紹介します。
💠乾燥肌対策
① 皮膚トラブルを進行させないためにも入浴や清拭でからだを清潔に保ちます。 高齢者の皮膚は薄く脆弱になっているため、低刺激性の石鹸を使い、手や綿タオルで優しく洗います。
② からだを清潔にしたあとはすぐの保湿ケアをおこないましょう。皮膚が水分を含んでいる入浴直後にケアをして水分を閉じ込めます。セラミドなど保湿に優れたスキンケア用品を使うと効果的です。皮膚温になじませて肌状態をみながら塗っていきましょう。
③ 衣類やタオル、シーツなどは刺激の少ないものを選びナイロンやポリエステルといった化学繊維は、乾燥肌の状態にはチクチクとした刺激を与えてしまう可能性があります。肌着やタオル、シーツなど肌に触れるものには木綿やシルクなどの天然素材のものを選ぶようにしましょう。こまめに洗濯をして清潔なものを使用することも大切な点です。
🏡室内環境
① 室内の温度は高めに ただし外気との温度差を考慮します。高齢者は寒さを感じやすいので、室内の温度は通常より1~2℃高めに設定するのが基本です。これはあくまで目安になりますが、高齢者の意見を聞きながら室温の調整を行いましょう。 外気と室内の温度差がありすぎると自律神経の動きが悪くなり、体調を崩しやすくなります。 外気の温度差も気にかけましょう。
② 室内の湿度は40~60%が適切です。加湿器がすぐに用意できない場合は、室内に洗濯物を干す等することで加湿されます。湿度が60%を超えるとダニや カビが発生しやすくなるので、適度な換気も忘れずにしましょう。
肌のバリア機能が衰えると「老人性乾皮症」を引き起こす可能性があります。角質層が剥がれ落ちたり、悪化すると湿疹に・・・保湿剤などでスキンケアをして、日頃から予防に努めましょう😀
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