2025年10月3日

慢性腎臓病の予防

 「慢性腎臓病(CKD)」の予防

 腎臓のはたらき

腎臓は塩分の調節・老廃物の排出や血圧の調節、血液の生成促進などをしています。

●塩分の調節・老廃物の排出

●血圧の調節

●血液の生成促進


・肥満を解消する、高血圧・高血糖・脂質異常症を管理する、適度な運動を!

・減塩は重要

・禁煙

・適切な水分摂取

・排尿を我慢しない

・アルコールは適度に


🍽️腎臓をいたわる食生活

腎臓にとって食事は薬と同じくらい大切です。特に減塩は重要です。

目標食塩量1日3~6グラム以下を目指しますので、食塩が含まれる食品は食べる量に注意が必要です。例えば、お味噌汁1杯では1.2グラム、食パン(8枚切)では0.6グラム、ラーメン(汁含む)では約7グラムの塩分が含まれています。



🥓食塩が含まれている食品とは

食品自体にナトリウムがもともと含まれている
※食塩は科学的には「塩化ナトリウム」といい、体内に入ると「塩素」と「ナトリウム」に分かれます。
食卓塩などの塩やしょうゆ、みそ、ソースなどの調味料、ちくわなどの魚肉練り製品、ハム、漬物、インスタント食品などの加工食品です。

📌減塩

まずは使い方を見直しましょう!!

麺類は汁は残し、1週間に1〜2回ぐらいまでにする。
減塩しょうゆ」や「減塩みそ」を利用する。
※通常のものより食塩量を2分の1~3分の1減らすことができます。
※ポン酢を使用するとしょうゆの約60パーセントの食塩量になります(「うすくちしょうゆ」は「濃い口しょうゆ」より塩分が多いので注意)。

食卓には食塩を含む調味料は置かず、こしょうやからしなど香辛料にする
調味料は「かける」より「つける」。

天然素材からしっかりとっただしを使い、みその使用量を減らす。
食塩量を減らす原則、おすすめの量は、だし汁150ccに対して小さじ1杯(6グラム)が目安です。
具を沢山入れて汁の量を少なくする。

📌腎臓をいたわる

・肥満を解消する、高血圧・高血糖・脂質異常症を管理する、適度な運動を!

・減塩は重要

・禁煙

・適切な水分摂取

・排尿を我慢しない

・アルコールは適度に

CKDを予防するためには、肥満(特に内臓脂肪過多)を解消し、高血圧や高血糖、脂質異常などがある方は改善に取り組みます。適度な運動とバランスのよい食事、そして特に重要なのが減塩です。また、アルコールを飲む際は適量を心掛け、休肝日を設けましょう。






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