2018年8月15日

光線過敏症について



まだまだ厳しい日差しと暑さが続きますね。

 
前回は紫外線について説明させて頂きましたが、紫外線を浴びすぎるとやけどのような日焼けになったり、光線過敏症を引き起こしたりする場合があります。

 
そもそも光線過敏症とは何かといいますと、俗にいう「日光アレルギー」の事です。
その他にも日光性皮膚炎や日光過敏症とも呼ばれます。

 
アレルギー症状は様々ですが、一番分かりやすい肌に出るものですと
湿疹、痒みやかぶれ、腫れ、水ぶくれ、蕁麻疹などがあります。
しかし肌だけでなく、花粉症のように目が赤く充血したり瞼が腫れたり、
頭痛や吐き気、発熱する場合などもあるのです。

 
原因はいくつかありますが、体外からの原因体内からの原因2種類に分かれます。

 
まず体外からの原因として挙げられるのが
・紫外線を大量に浴びる
・食品によるもの
・化粧品によるもの
・服薬
・日焼け止め

次に体内からの原因として挙げられるのが
・アレルギー体質
・ビタミン・ミネラル不足
・病気
・ダイエット
・ストレス
・生活習慣の乱れ
 

中でも触れたいのが「服薬」に関する項目です。
内服薬の中で原因となる薬は様々ありますが、
副作用として発症する場合が多いと思います。

また、化粧品や日焼け止めに含まれる添加物や薬剤からも
引き起こされる場合があるのです。
症状が出た場合は主治医の先生や、処方をしてくれた病院で相談するのが良いでしょう。

 
また、内服薬だけでなく貼り薬などからも発症することがあります。
ブログ記事などで話題に上っているためご存知の方も多いことでしょう。
湿布と言えばドラッグストアなどでも簡単に手に入る物ですので、
処方された場合も内服薬よりは安易に使用してしまいがちになるのではないでしょうか。
 

しかし、医師から処方される以上、
一般薬よりも扱いは慎重に行わなければならないものです。

薬剤師の説明をしっかり聞き、お薬の説明などにもよく目を通しておく必要があります。
また、自分が処方された薬は効果があるからと言って
他人への譲渡はしないようにしましょう。
 
 
一度出てしまったアレルギーを完治させることは難しいですが、
紫外線を予防し生活に少しの工夫をするだけで症状を軽減することができます。
(紫外線予防について、詳しくは前回記事をご参照ください。)
 
 
光線過敏症はアレルギーの一種ですから、一度発症すると完治は難しく、
皮膚の症状が多いため人目が気になってしまいます。
また、いつ誰にでも起こりうる可能性のあるものです。
 
そのため紫外線アレルギーにならないために予防することがとても重要になります。
日頃から紫外線対策を行い、食事や睡眠などの生活を正しく保ち
免疫力を高めていられるように気を付けましょう。

また、医師に処方された薬品はしっかりと自分自身が服用し、
異変があった場合はすぐ病院に相談するようにしましょう。

 

 

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