2018年11月28日

風邪に効く食べ物


 
 
寒暖差が激しいものの、だんだんと気温が下がって冬が近づいてきましたね。

気を付けてはいても、寒暖差についていけずに風邪をひいてしまう方も少なくはないのではないでしょうか?

 

今回は、引いてしまった風邪を長引かせず少しでも早く治すための、食べ物での改善方法をご紹介したいと思います。

 

食べ物で早く風邪を治すためには、風邪を治すのに必要な栄養素を知らないといけません。

風邪に良いとされる食べ物、飲み物として、

・新陳代謝を高めるタンパク質
・白血球の働きを良くするビタミンC

・エネルギーとなる炭水化物、糖質
これらの作用、栄養素が含まれているものが適しています。

 

 

まずは、風邪に効く食べ物を紹介します。

 

簡単にまとめると下記の通りとなります。

新陳代謝をよくする(体を温めてくれる)

●レバー ●豚肉 ●生姜 ●ネギ ●にら

白血球の働きをよくする

 ●じゃがいも

咳や痰を抑える

 ●生姜 ●みかん ●大根 ●はちみつ

疲労回復・体力回復

 ●豚肉 ●生姜 ●ニンニク

 

特におすすめの食べ物が、


●たまご
アレルギーを持っていなければ、必ず摂取しておきたい食べ物。
消化がよく、タンパク質、ビタミン類が豊富。


●ニンニク
スタミナ回復と疲労回復を助けてくれます。
ニンニクには抗菌作用があるため、普段から摂取することで免疫力を高めてくれます。


●みかん
ビタミンCの補給に最適。
せきや痰を鎮める作用があり、漢方でも使用されています。


●緑黄色野菜
ピーマンやブロッコリーといった緑黄色野菜には、ビタミンCを始め、βカロチン、ビタミンAといった多くの栄養素が含まれています。
風邪をひいた時はもちろん、普段から意識的に取ることで、風邪の予防にもなります。


風邪に効く食べ物はまだまだ多くありますが、その時の体調や食欲に合わせて無理の無い範囲で取るようにしましょう。風邪に効く食べ物をご紹介いたしましたが、食欲のない場合に無理やり食事をとることは胃に大きな負担をかけることになってしまいますので宜しくありません。例えば卵がゆなどはお決まりではありますがかなりの栄養が取れます。

 

他にも食べ物だけでなく、温かい飲み物は鼻屋喉を温めてくれるため、咳や鼻詰まりを緩和してくれます。

また、スポーツ飲料は汗をかいて失われた水分やミネラル、食欲がない場合にはカロリーも摂取できるため風邪の時には特におすすめの飲み物だと思われます。

 

今回紹介した食べ物や飲み物を風邪をひいた時に口にすれば、症状の緩和や、早期治療の手助けとなります。

これにプラスして、十分な睡眠を取ることを忘れないようにしましょう。

症状が長引く場合や、重くなった時には、すぐに病院に行くことも忘れずに。

 

普段の食生活にこれらの食べ物・飲み物を加え、免疫力向上に努めて風邪と無縁の健康な体を手に入れたいですね。

繰り返すようですが、風邪の時は栄養を取るのはもちろん、安静にすることが一番大切です。無理を押して仕事や家事に取り掛かるよりも、出来るだけ休んで安静にすることでより早く体調が回復するかと思われます。
 
休息と栄養、そしてひどいようであれば病院へ行くのを忘れずにいて下さいね。

 

2018年11月14日

インフルエンザについて②


 
 
 
先月に引き続き、インフルエンザについてお話させていただきたいと思います。
インフルエンザの予防方法やどう検査するのか、見ていきましょう。

【インフルエンザの予防】
  インフルエンザの予防に効果が期待できるのがワクチンの接種です。流行シーズンを迎える前の11月ごろの接種をおすすめします。
インフルエンザワクチンは、13歳未満は原則として、24週間の間隔をおいて2回接種します。13歳~64歳は1回または2回かは医師と相談して決めましょう。
65歳以上の高齢者や過去にインフルエンザにかかったことがある人なら、1回の予防接種でも十分な免疫力が得られるといわれています。
効果が現われるのはおよそ2週間後から、その後35カ月間持続するといわれていますので、時期をみて予防接種を受けるのが望ましいですね。
当クリニックですと自費で1回/3000円になりますので、お近くの方はぜひご予約下さい。

【インフルエンザの検査方法】
  インフルエンザの検査法として、現在、医療機関では「迅速抗原検出キット」を使う検査が行われています。鼻やのどの粘液を綿棒でぬぐった液や、鼻水(鼻かみ液)をキットを用いて検査すると、感染があるかどうかや感染しているウイルスの型が短時間でわかります。
  当クリニックでもこちらの迅速キットでの検査を実施していますので、いち早く結果がわかり安心です。インフルエンザが疑われる場合は、他の人へ感染しないよう対策をしながら医療機関へ受診しましょう。




【インフルエンザの治療】
  もしインフルエンザにかかってしまったら、できるだけ安静にし、十分な栄養と睡眠をとります。
  インフルエンザウイルスの空気中での活動や感染を抑えるために、加湿器などで室内の湿度を5060%に保ちましょう。そして、お茶やジュースなど何でもいいので水分補給を十分に補いましょう。

 今回はインフルエンザウイルスの種類や予防方法、治療方法などを簡単にお話させていただきました。
きちんと予防・対策をし、インフルエンザに負けないようにしましょう!

12月の休診日について