2018年11月14日

インフルエンザについて②


 
 
 
先月に引き続き、インフルエンザについてお話させていただきたいと思います。
インフルエンザの予防方法やどう検査するのか、見ていきましょう。

【インフルエンザの予防】
  インフルエンザの予防に効果が期待できるのがワクチンの接種です。流行シーズンを迎える前の11月ごろの接種をおすすめします。
インフルエンザワクチンは、13歳未満は原則として、24週間の間隔をおいて2回接種します。13歳~64歳は1回または2回かは医師と相談して決めましょう。
65歳以上の高齢者や過去にインフルエンザにかかったことがある人なら、1回の予防接種でも十分な免疫力が得られるといわれています。
効果が現われるのはおよそ2週間後から、その後35カ月間持続するといわれていますので、時期をみて予防接種を受けるのが望ましいですね。
当クリニックですと自費で1回/3000円になりますので、お近くの方はぜひご予約下さい。

【インフルエンザの検査方法】
  インフルエンザの検査法として、現在、医療機関では「迅速抗原検出キット」を使う検査が行われています。鼻やのどの粘液を綿棒でぬぐった液や、鼻水(鼻かみ液)をキットを用いて検査すると、感染があるかどうかや感染しているウイルスの型が短時間でわかります。
  当クリニックでもこちらの迅速キットでの検査を実施していますので、いち早く結果がわかり安心です。インフルエンザが疑われる場合は、他の人へ感染しないよう対策をしながら医療機関へ受診しましょう。




【インフルエンザの治療】
  もしインフルエンザにかかってしまったら、できるだけ安静にし、十分な栄養と睡眠をとります。
  インフルエンザウイルスの空気中での活動や感染を抑えるために、加湿器などで室内の湿度を5060%に保ちましょう。そして、お茶やジュースなど何でもいいので水分補給を十分に補いましょう。

 今回はインフルエンザウイルスの種類や予防方法、治療方法などを簡単にお話させていただきました。
きちんと予防・対策をし、インフルエンザに負けないようにしましょう!

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