2019年3月13日

花粉症について②




暖かい日も続き、花粉症の季節が本格的になって来てしまいましたね。
前回に引き続き、今回は花粉症の対策やお薬などをお話させて頂きたいと思います。

 【花粉症対策】

①初期療法
花粉症の症状が出る前から、お薬による花粉症の初期療法を始めていると、症状の発症を遅らせ、飛散シーズン中の症状をやわらげることができます。また、初期療法は早期に症状を改善させることもでき、結果として、処方される全体のお薬の量を減らすこともできます。

②生活上の注意
花粉の飛散シーズン中には、花粉症の症状悪化を防ぐため、注意してできるだけ花粉に接触しないよう工夫しましょう。また症状が出る前から、治療を始めることが大切です。
・外出するときはマスクやメガネ、スカーフなどを着用して目や鼻に花粉が入るのを防ぎましょう。
・ウールなどの衣類は花粉が付着しやすいので避けましょう。
・晴れた日、風の強い日は花粉が飛びやすい為外出は控えましょう。
・帰宅したときは玄関に入る前にいるいいに付着した花粉を払い落としましょう。
・手洗いや洗顔、うがいをして花粉を洗い流しましょう。
・洗濯物などは出来るだけ部屋干ししましょう。
・室内をこまめに掃除しましょう。水拭きが理想的です。
・睡眠を十分にとり、免疫力を高め、体調を整えましょう。
・ストレスを溜めないようにしましょう
・喫煙や飲酒などは控えましょう。

【花粉症の薬】

現在では市販薬でも花粉症の薬が買えますが、医師の問診により適切に処方される病院からもらうお薬に方が、より効果が高いと言われています。症状が出てしまったら、初めは症状がひどい部位の診療科の医師に診てもらいましょう。

花粉症の治療薬には、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬などがあります。その中には、副作用として眠くなったり、のどが渇いたりするものがあります。また、11回服用するものと12回以上服用するものがあります。しかし、眠気やだるさもほとんどなく、自動車の運転や危険を伴う機械の操作に対する影響が少ない第2世代抗ヒスタミン薬もあります。さらに、口の中ですぐ溶けて、どこでも水なしで飲める口腔内崩壊錠や、小児も飲みやすい、ほのかに甘いドライシロップも出ています。

早めに医師に診てもらい、あなたの症状に合った治療を始めましょう。
 

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