2020年10月28日

インフルエンザの予防について

 


前回はインフルエンザの主な症状や予防についてお話ししました。

今回はインフルエンザ予防接種についてお話ししたいと思います。

 

 流行前の予防が重要となってきます。

 医療機関のワクチンの入荷状況にもよるのですが、流行時の12か月前(10月~年内まで)に接種するのが望ましいです。

 接種回数は、大人は基本的に1回、13歳未満の子供は2回となっています。

インフルエンザワクチンの有効率は約70%となっており、予防接種をすることで、かかったとしても重症化を軽減してくれます。

 

ただし注意が必要で、卵アレルギーがある方は医師にご相談ください。

 

どの医療機関でもインフルエンザ予防接種を受ける際の注意点として、

・感染防止の3つの基本である①身体的距離の確保、②マスクの着用、③手洗いの徹底をお願いします。

・接種希望者はあらかじめ医療機関に電話予約をしてください。

・インフルエンザワクチンは重症化予防などの効果がある一方で、発病を必ず防ぐわけではなく、接種時の体調などによって副反応が生じる場合があります。医師と相談の上、接種いただくとともに、接種後に体調に異変が生じた場合は医療機関にご相談いただくようお願いします。

 

今年からインフルエンザだけでなく、新型コロナウイルスへの対策を一人ひとりが意識し、感染拡大を防止しましょう。

 



2020年10月16日

11月の休診日について

しょうじゅクリニック 11月の休診日についてお知らせします。

休診日・・・毎週日曜日・水曜日

臨時休診・・・11月9日(月)

上記の日は終日休診となっておりますのでよろしくお願い致します。

2020年10月14日

インフルエンザウイルスについて

         


今年はインフルエンザだけでなく、新型コロナウイルスも流行しているので、
より一層感染症対策が大切な時期になってきました。 

 インフルエンザと新型コロナウイルスの同時流行の可能性が高く、両方とも感染ルートは飛沫感染・接触感染が主となります。 
手洗いうがいやマスクの着用、人ごみや繁華街への外出をひかえたりして、感染の予防をすることが大切です。 

 そこで、今回と次回でインフルエンザやその予防接種についてお話していきたいと思います。

 そもそもインフルエンザとは 主な症状として突然・急激に体調が悪くなり、38℃以上の高熱が数日間続きます。
 頭痛・関節痛・筋肉痛・咳・鼻水等の症状がみられ、これらの症状が3~5日間ほど続きます。 インフルエンザウイルスの潜伏期間は1~2日なのに対し、新型コロナウイルスは1~14日と長く、症状も発熱や味覚障害・嗅覚障害を伴うことがあります。 


 インフルエンザにかかってしまったら

高い熱(38.5℃以上)でない場合、また下痢等の症状がない場合は一般の風邪と同じ対応で良いと思われます。
 安静を中心とし、水分や栄養を十分にとりましょう。  
高い熱(38.5℃以上)を認めた場合は、 発症後48時間以内であれば抗インフルエンザ薬(タミフルやリレンザ等)の効果(インフルエンザウイルスの増殖を抑える)が期待できます。 





ただし、発症後すぐに受診しても検査で陽性に出ない場合がありますので、6時間以上経過した時点で受診される事をお勧めします。 
個人差はありますが、発症後3~7日間はウイルスを排出していると言われています。
 このため、熱が下がったからといってすぐに人の集まる場所に行くと、その人が感染源となって新たな感染を起こしてしまいます。 
最低でも解熱後2日間は自宅で様子を見て、その後外出する際にはマスクをして他人にうつさないよう気をつけましょう。 
十分な休養・水分・栄養をとり、室内の保温・保湿につとめましょう。










12月の休診日について