2021年12月8日

食中毒

夏だけでなく、秋・冬も怖いのが食中毒。

年中落ち着くことはないものですが、
どのようなものがあるかを挙げていきたいと思います。




まず、食中毒はその原因になった因子・物質によって5つに大別されます。

○細菌性食中毒

○ウイルス性食中毒

○化学性食中毒

○自然毒食中毒

○寄生虫性食中毒

○その他


秋から冬の食中毒の原因となるのは、
その中でも特に細菌性食中毒・自然毒食中毒の2つではないでしょうか。


夏からも引き続き注意すべきなのが細菌性食中毒です。
代表的な細菌性食中毒としては
O157などで知られる腸管出血性大腸菌や
サルモネラなどがありますが、
どの菌も夏だけでなく、秋や冬にも食中毒の原因になり得ます。


食中毒の原因となる微生物の多くは温度の上昇によって増殖するため、
気温の高い夏には当然食中毒のリスクが上がります。
ですが最近では秋になっても暑い日が多くあるため、夏も秋も危険性は変わりません。


また、キャンプやBBQなどでの野外での調理の際ももちろん調理が必要です。

加熱などの調理が足りなかったり、
衛生面での環境が悪かったりといった理由で食中毒になってしまうとも考えられます。
また、炎天下と違い日差しがきつくても涼しい風につい気を抜いてしまい
食材の扱いが雑になってしまうかもしれませんね。

食品の扱いはどの季節でも同様に細心の注意を払う必要があるでしょう。


それだけでなく、季節的にもキノコが旬であるため、
食用種によく似た有毒種を口にしてしまうなどで毎年、
毒キノコによる食中毒は後を絶ちません。

食用種と確実に判断できないキノコは採らない、食べないを徹底しましょう。
判断に迷ったら最寄りの保健所へ相談するか、やはり口にしないことが重要です。



食品管理はもちろん、食中毒を防ぐ三大原則である

付けない(清潔)

増やさない(迅速、冷却、乾燥)

殺す(加熱処理)


も、常日頃から心がけるとよいでしょう。


秋から冬は折角の美味しいものがたくさん食べられる時期ですから、
食中毒でダウンして何も食べられなくなってしまうのはとても残念な事かと思います。

ぜひとも自分でできることから気を付けて頂いて、
食中毒にならないように気を付けましょう!

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