日本人の三人に一人が高血圧と言われていますが、対策せず放置してしまう方もいらっしゃるようです。その背景には、血圧が高くても日常生活には支障がないこと、血圧は1日を通して変動するのでたまたま高かったと思ってしまうなどがあります。
血圧は健康のバロメーターといわれているほど生活に直結しやすいです。
サラサラな血液・弾力がありやわらかい血管だと正常血圧になり、ドロドロな血液・硬く広がりにくい血管だと高血圧になりやすい傾向があります。高血圧は別名サイレント・キラーと呼ばれるほど静かに体をむしばみ、動脈硬化や心筋梗塞・脳卒中など恐ろしい病気を引き起こします。
血圧が上がる原因
①塩分の摂りすぎ
塩分に含まれるナトリウムには体に水分をとりこむ性質があるため、摂りすぎると体内の血液量が多くなります。心臓は水分のために増えた血液を力いっぱい押し出そうとすることから、血圧が上がってしまいます。
全く塩分を摂らないのではなく、徐々に塩分を減らし減塩することが大切です。
②血行不良
体が冷えると血管が縮み、血行が悪くなることから心臓が血液を押し出すポンプの力を強めてしまうため、冬は高血圧が悪化する季節でもあります。
対策法としては体を温めて血管を広げ、血行を良くすることが大切です。
次回は具体的な減塩方法と血行促進についてお話したいと思います。
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