都合により7月8日(火)は休診とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、何卒宜しくお願い致します。
梅雨の時期が近づいてきました(。_。)・・・
簡単なリフレッシュ方法をご紹介します。
~梅雨時期のだるさの原因~
低気圧が続く
梅雨のこの時期、大気は低気圧配置になります。大気が低気圧になると、身体は副交感神経が優位に働くようになります。副交感神経は、緊張をほぐして身体を休ませる神経ですので、身体がお休みモードになって、「だるい」「やる気が出ない」と感じてしまうのです。低気圧が続くと「ヒスタミン」という炎症物質の分泌が多くなり、肩こり、偏頭痛などがひどくなる場合があります。
気温の寒暖
この時期は、雨で気温がぐっと下がったかと思うと、翌日は真夏のような暑さになったり、同じ一日でも朝夕は冷え込んだりと、気温差の激しい時期でもあります。このような気温差は、身体にとってストレス・ダメージとなり、疲れやすくなってしまうのです。
湿邪
「湿邪」とは、体内の余分な水分が引き金となって消化器系に影響をおよぼし、だるさや食欲不振、消化不良、下痢や便秘を引き起こす病気のことです。湿度が高く、身体の代謝も落ちがちなこの時期にかかりやすくなります。
~梅雨時期のだるさ解消法~
1,ストレッチや軽い運動
体を動かすことで血行が良くなり、だるさを解消できます。以下のような簡単なストレッチや運動を試してみてください。
🧘♂️首と肩のストレッチ…首をゆっくり回したり、肩を上下に動かす
🤸♀️全身のストレッチ…背伸びをして全身を伸ばす
🚶♂️軽い散歩…室内での軽いウォーキングやステップ運動
2.深呼吸とリラックス🙏
深呼吸をすることで、酸素が体全体に行き渡り、リラックスできます。鼻からゆっくり息を吸い込み、口からゆっくり息を吐く。これを数回繰り返す。また、好きな音楽を聴きながら目を閉じて深呼吸をしてみましょう。
3,水分補給☕
梅雨時期でも体は水分を必要とします。十分な水分補給を心がけましょう。一度に大量に飲むのではなく、こまめに少しずつ水を飲む。また、ハーブティーや白湯など、温かい飲み物も体をリフレッシュさせます。
4,バランスの取れた食事🥗
栄養バランスの良い食事を心がけることで、体のエネルギーを維持できます。特に不足しがちなエネルギー代謝を助けるビタミンB群を含む食品(卵、納豆、バナナなど)やビタミンやミネラルが豊富な新鮮な野菜や果物を食べるようにしましょう。
5,入浴とマッサージ🛀
温かいお風呂に入ることで血行が良くなり、リフレッシュできます。具体的には、38〜40℃くらいのぬるめのお湯にゆっくり浸かり、お風呂上がりに、手足や肩を軽くマッサージしましょう。
6,室内環境の改善🏡
湿度や温度を適切に保つことで快適に過ごせます。除湿機を使って湿度を50-60%に保つ。また、換気をこまめに行い、空気の循環を良くしましょう。
7,短い昼寝😪
短い昼寝をすることで、体力を回復させることができます。:15〜20分程度の昼寝をする。長すぎると逆効果になることもあるので注意。
これらの方法を取り入れて、梅雨時期のだるさを軽減し、快適に過ごしましょう
都合により
6月19日(木)休診
20日(金)代診
24日(火)休診
とさせていただきます。
~生活のリズムを整え、健やかな毎日を~
「季節の変わり目は体調を崩しやすい」ということをよく耳にします。その体調不良の原因をきちんと理解している人は少ないようです。一言で言えば、気圧の変化や昼と夜の気温差が大きくなることによる「自律神経の乱れ」です。3~4月、6~7月、そして9~11月頃が、季節の変わり目とされていますが、単に気圧の変化や寒暖差だけでなく、それぞれの季節特有の事情も加わっているので、少し厄介です。
たとえば、生活環境の変化があるときでもあり、本人も気付かないうちにストレスを貯め込んでしまっています。それが6月に入ると、梅雨の季節になり雨の日が続くことでなんとなく気分が落ち込んだり、体がだるかったりします。そして9月に入った秋口には、溜まっていた夏の疲れが出やすくなります。このように気圧の変化や寒暖差に加えて、生活のストレスなども影響することで、自律神経のバランスが崩れ、体調不良を起こしてしまうというわけです。
自律神経とは❓
私たちの体内には無数の神経があり、そのなかで体温や発汗の調整などを通じて体の器官を調節するものを「自律神経」と言います。自律神経には、昼間や活動時に作用する「交感神経」と、夜間や安静時などに働く「副交感神経」の2種類があり、この2つの神経がバランスを取り合い、24時間働き続けています。しかし、季節の変わり目は気圧や寒暖差が大きく、体温や発汗をひんぱんに調節しなければならないため、2つの神経のバランスを保つことが難しくなってきます。よって、大きな寒暖差や環境の変化などのストレスがあると、その環境に頑張って適応しようとするあまり「交感神経」が「副交感神経」より優位に働くことで、疲れ、眠気、肩こり、めまいなどさまざまな不調を起こしやすくなります。
高齢者の体調の変化に気を配りましょう
特に高齢者は、加齢により体温を調節する機能が低下しているため、寒暖差に適応することが難しくなっています。しかも、自覚症状が乏しく、ご自身の体調の変化を見逃してしまいがちです。ご家族の方は、普段の生活のなかで、高齢者に不調が起きていないか、気をかけてあげるようにしてください。
自律神経の改善には、規則正しい生活が大切です
①栄養バランスが良く、十分にエネルギーのある食事を、3食しっかり摂りましょう🥗
肉、魚(マグロ、サンマ、カツオなど)、大豆、バナナなどに含まれるビタミンB群は、神経の働きを正常に保つ働きを持っていますので、日常的にしっかり摂るように心がけましょう。また、牛乳やニボシなどに含まれるカルシウムは、イライラした気持ちや興奮を抑えて眠りにつきやすくする働きがありますし、きのこ類、魚介類や卵類に含まれるビタミンDは免疫力向上だけでなく、カルシウムの吸収が良くなります。
②しっかりと睡眠を取ることで、心と体のメンテナンスを🛁
寝ている間は、副交感神経が優位に働いているため、心や体を休ませている状態と言えます。しっかりと睡眠を取るようにして、自律神経の不具合を睡眠でリセットしましょう。高齢者の場合は30分程度の昼寝を取り入れるのもいいでしょう。また、睡眠しやすくするにはお風呂が最適です。38~40℃の湯で、10分以上ゆったりとつかると副交感神経を優位になるので、寝付きが良くなり、ぐっすり眠ることができます。ちなみに、体温が1度下がると免疫力は30%も低下し、逆に1度上がると5~6倍も免疫力が高まると言われています。しっかり体を温めることは、高齢者の健康を増進させるのにも有効です。
季節の変わり目の体調管理はなかなか難しいですが、もし、なんとなくだるさや不調を感じている高齢者がいらっしゃる場合は、ここでご紹介した対策を取り入れて、毎日の生活を見直してみるようにしてください。