2024年12月2日

お薬の正しい服用

正しい服用😀


「5つのポイント」をまず確認してみましょう。


🕗タイミング

食前、食後、食間、頓服(とんぷく)など決められた時間を守りましょう。

💊量

自己判断で飲む量を増やしたり減らしたりするのは避けましょう。

🥛方法

飲み薬はコップ1杯のお水で飲むのが原則。必ずお薬に合った正しい飲み方が大切です。

🗓期間

治ってきたから大丈夫と自己判断で服用を中止するのはやめましょう。指示があった期間は服用を続けることが大切です。

👯‍♀️飲み合わせ

一緒に飲んではいけないお薬、食べ合わせがよくない食品があります。


正しいタイミングを知りましょう。


お薬を飲む時間には主に3つのタイプがあります。

1.朝昼晩の食事にあわせて

~食後~

お薬の作用で胃が荒れてしまうお薬は、胃の中に食べ物が残っている状態で服用します。

~食間~

食事から2時間ほど後の空腹時。食事の最中という意味ではありません。

~食前~

食前に飲むことで高い効果を発揮するお薬は、食事の前の60~30分前に服用します。


2.指定された時間に

「○○時間おきに内服」や「○○時に内服」といった時間を指定される場合があります。検査前投与のお薬の時間を間違えて服用すると、検査ができないこともあります。


3.痛みなどの症状がでたときに

解熱剤や咳止めなど、その症状が出たときだけに飲むもの。頓服薬(とんぷくやく)と呼ばれています。


飲み薬の正しい飲み方

飲み薬はコップ1杯の水とともに服用しましょう。

☝水なしで飲むと…

お薬がのどや食道にひっかかり、食道炎や潰瘍を起こすこともあります。特にカプセルはくっつきやすいので注意が必要。

☝水の量が少ないと…

お薬の吸収が低下したり、遅くなったりして、お薬の効き目が悪くなることがあります。


水以外で飲んでいいの?

アルコール類やお茶、ジュースで飲むと、飲み物に含まれる成分との相互作用で、お薬の効果が変わることや副作用をおこす場合があります。


寝込んでいる時の飲み方は?

寝ながらお薬を飲むのは、のどにひっかかりやすいので避けましょう。寝たきりの患者さまにお薬を飲ませてあげるときは、身体を起こしてあげましょう。


お薬は用法用量を守ってこそ効果を発揮するもの。自分の身体のためにも、処方されたお薬は飲み切りましょう😁

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